今回は久々のレビュー記事を書こうと思いますが、その中でも私が仕事で使っている非常に便利なアイテムを紹介しよと思います。
これは使い始めてかれこれ1年以上経ちますが、どうしても他人に教えたくなる商品なのでレビューしますね。
それは『コクヨ パワポ操作用フィンガープレゼンター黒曜石 ELA-FP1』です。
これはどのように使うものかと言いますと、大きい会場でプロジェクターを使ったプレゼンテーション時に重宝するものです。
主にパワーポイントやKeynoteのセミナースライド時に力を発揮します。
私は毎日のセミナーでパワポを利用してプレゼンするので、もはやこれがなければ仕事にならないほどにお世話になっているアイテムです。
目次
セミナー中の不便を解消
講演中の面倒な作業
パワポ(PowerPoint)やKeynoteなどのプレゼンソフトを使用する場合、スライドを先に送る作業が必要となります。
大会場の大きいイベントになると裏方で画面操作してくれる担当者もいますが、私が行うような100人を切るよな会場ではもちろん専属の担当者はいません。
しかもスライド操作は自分の話すスピードにより、より良い先送りのタイミングがあるので自身で行うのが一番スムーズに運びます。
基本的にはノートパソコンを使用しているのでスライドの再生は「ENTER」で進めますが、スクリーンに近いところで説明する場合はいちいちパソコンの設置場所まで戻らなければなります。
セミナー中はプレゼンスライドのみで完結するので、キーボードを操作せずにパソコンから離れた場所で、スライドが動かせると便利という事になります。
そこで活躍するのが、この『コクヨ パワポ操作用フィンガープレゼンター黒曜石 ELA-FP1』です。
コクヨの黒曜石のメリット
フィンガープレゼンターの良かった点
離れたところから使用できるというのが最大のポイントです。
セミナー経験者なら分かると思いますが、次のようなメリットがあります。
- 左右どちらの立ち位置でも、動きながら自由に話せる
- パソコン配置の自由度が高まる
- アニメーション使用時の絶妙なタイミングを逃さない 等々です。
このアイテム以外にももちろんたくさんの商品は存在します。
高機能製品もたくさんある中でこれがオススメなのは、構造と使用法が至ってシンプルなことに他なりません。
コンパクトで邪魔にならないサイズ
まずサイズ感ですが、手の中にすっぽりと納まる大きさです。
プレゼン時は手ぶらで壇上に立つので、あまり大きいサイズだと何だか不自然ですよね。
手を握ると分からない大きさなので、スタイリッシュに操作可能です。
シンプルで使いやすいデザイン
余計な機能は取りました!と言わんばかりのシンプル設計なのが特長です。
真ん中の「NEXT」ボタンを押すだけで、次ページに送られていく構造です。
右の「BACK」は戻る、左の「BLACKOUT」は暗転できるので、終わった後に瞬時にスマートに画面を消すことも可能です。
あと詳しく付け加えるなら「NEXT」の長押しはプレゼンを始める「F5」の役割を、「BACK」長押しはプレゼンを終了させる「ESC」の役割と同じ働きをします。
なので控室から演台に向かう途中からでも、パワポ開始の操作が可能となるのです。
受信側USB
送信側があればもちろん受信側の機器が必要となります。
このフィンガープレゼンター黒曜石の場合は小さいUSB受信機を使用しています。
これをパソコン本体に差し込むだけで受信させることが可能となります。
コクヨ黒曜石のデメリット
電源はボタン電池
心配のタネは電池かもしれません。
逆に言うとそれぐらいしかデメリットはないと思います。
LR43というアルカリボタン電池を使用すると15時間ほど使用できるそうですが、毎日使っているとそれほど持たない印象です。
なので常に使用後は電池を外したり、本体のサイドについている電源スイッチを「OFF」にしておいた方が無難でしょう。
後いざという時に電池が無くなると困るので、予備のボタン電池も持っておくと良いでしょう。
最後に
こういったパワポ専用のフィンガープレゼンターは他機種も多く存在しますが、最大のメリットは購入しやすい価格帯だという事です。
ヨドバシカメラのサイトなどで見てみると2,600円ほどなので、入門編として使用するならこの機種がとてもお買い得だと思います。
製造元もコクヨと日本屈指の文具メーカーなので、安心して使うことが出来ますね。
専門性が高いので使用者を選ぶかもしれませんが、セミナー講師には必須の超便利アイテムであることは間違いなしです。