健康

注意!普段やりがちな身体に『悪い食べ合わせ』まとめ

普段何気なく食べている食事ですが、食材の組み合わせによって『悪い食べ合わせ』があるのをご存知でしょうか?

有名なところでいうと、「天ぷらとスイカ」や「ウナギと梅干」などがありますが、これ以外にも僕たちが普段たべている食事の中には『悪い食べ合わせ』をしているものがたくさんあります。

悪いといっても単純に美味しくない組み合わせであれば良いのですが、身体に悪影響を与えるものもあるので、食べ合わせについての正しい知識を持つことが大切になります。

そこで今回は、普段やりがちな良くある『悪い食べ合わせ』についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

良くある悪い食べ合わせ

納豆と卵

朝食の定番の納豆ですが、卵を混ぜて食べる人も多いのではないでしょうか。

僕も家でよく食べる組み合わせなのですが、実は納豆の良いところを全部なくしてしまう「食べ合わせ」なんです。

納豆にはビオチンというビタミンの一種が含まれていて、アレルギー皮膚炎や老廃物の排泄を促す効果があるのですが、納豆に卵をまぜることによって、たまごの卵白に含まれるアビジンという成分がこのビオチンを破壊してしまうんです。

破壊された納豆はただのネバネバした豆になってしまうので、納豆に卵をいれるときは黄身だけにした方が良さそうです。

僕のような卵白まで入れる派の人には残念な話なのですが、栄養のことを考えるならばしかたないですね。

チョコレートと牛乳

チョコレートと牛乳といえば、こどもがおやつの時に良くやる食べ合わせですが、これもあまり良とはいえません。

チョコレートには老化防止や血圧予防、がん予防などに効果のあるカカオポリフェノールがたくさん含まれていますが、牛乳に含まれるたんぱく質のカゼインが、このポリフェノールと結合することによって、腸から吸収しにくい物質へと変化させてしまいます。

なので、チョコレートを食べるときは、牛乳ではなく他のものに変えるのが無難です。

海老とレモン

ファミレスなどのレストランに行くと、当たり前のようにエビフライの横にレモンが添えられていますが、実はこれ、最悪の食べ合わせなんです。

海老は美味しくて、高たんぱく・低脂肪。そんなこともあってか生活習慣病の予防としても人気のある食材です。ですが、海老に含まれている銅がレモンに含まれるビタミンCを破壊してしまうんです。

さらに海老にはビタミンCと反応すると毒素を発生させる成分があって、体調不良を引き起こす可能性もあります。

美味しい組み合わせだけに勿体ないですが、レストランでエビフライの横にレモンが添えられていても、絶対にかけてはいけないですよ。

かけるならタルタルソースだけにしましょうね。

イクラと赤貝

イクラと赤貝はお寿司屋さんに行ったら、当然のように置いてあるメニューです。

僕は両方好きなので、お寿司を食べに行ったら必ず食べるネタなのですが、赤貝に含まれるアノイリナーゼという酵素が、イクラに含まれているビタミンB1を破壊してしまう働きがあります。

ビタミンB1には糖質の代謝を助ける働きがありますので、身体の事を考えるならこの食べ合わせはやめた方が良いのですが、せっかくお寿司屋に行ってたべるのであれば、そのときぐらいは栄養のことを考えたくないですね(笑)

高いお金を払って寿司屋に行くなら満足優先が優先!両方食べないと勿体ないですからね。

紅茶とレモン

紅茶とレモンの組み合わせで「レモンティー」と呼ばれていますが、発ガン性が高いので気を付けないといけません。

ただ、レモンに含まれる成分がどうこうじゃなく、遠い地域から運ぶときに使う防カビ剤が危険なんです。

国内産のレモンだととくに問題ないのですが、輸入レモンの皮には大量に防カビ剤がついていているので、それが紅茶のカフェインと合わさることによって発がん性物質を作り出してしまいます。

たいていの喫茶店やカフェで使っているのは輸入レモンだと思うので、お店でレモンティーを飲むときは皮をむいて使った方が良さそうですね。

サンマと漬け物

旬の秋になると油がのって美味しいサンマですが、漬物と一緒に食卓に並ぶことも多いのですよね。

旅館に泊まった時でも出てくる事が多い組み合わせなのですが、サンマに含まれるジメチルアミンというタンパク質と、漬物に含まれる亜硝酸ナトリウムが胃の中で合わさると、ニトロソアミンという発がん性物質が生じるのです。

当たり前のように出る組み合わせなので、ちょっと驚きです。

ちなみにニトロソアミンはビタミンCを摂ると抑えることができるので、サンマと漬物を食べるときは、レモンや大根おろしを必ずかけて食べてるようにしたいですね。

きゅうりとレモン

クックパッドを見るとたくさんレシピが出てくる組み合わせですが、きゅうりのアスコルビナーゼという酵素がレモンのビタミンCを破壊してしまうので、何とも勿体ない食べ合わせになってしまいます。

あなたが河童でもない限り、やめた方が良いとアドバイスしたいのですが、実はお酢をかけるだけでアスコルビナーゼを抑えることができます!

なので食べるときには大量にお酢をかければ大丈夫。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

もしかしたら、いくつかか当てはまるものあったのではないでしょうか?

ここで紹介したのは、本当に普段良くしてしまう食べ合わせなので、知らず知らずの内に食べている人も多いかと思います。

たかが『食べ合わせ』ですが、酷いものになると発がん性のある食べ合わせもあるので、気をつけたいところですね。

今回紹介したのは悪い『食べ合わせ』の中のほんの一部に過ぎませんので、身体のことを考えるなら食のことをもっと勉強してみるのも良いですね。