ピーチで沖縄出張!LCCターミナルのメリット&デメリット

先日は出張で沖縄に行ってきました。

自身沖縄は約20年ぶりなので正直前回訪問時のことはよく覚えていません💦

なので初めて行くのと同じような気持ちで出発しました。

殺風景な関空第2ターミナル

私は住まいが東大阪なので関西空港まではバスで移動します。

地下鉄中央線長田駅の北東角(3番出口付近)に関空行きのバスが止まるので、片道1,600円を支払っていざ出発。

長田からは近畿道~阪和道~阪神高速~関西空港連絡橋を通って約1時間ほどで関西空港へ到着です。

しかし今回はLCC(格安航空会社)のピーチを使うので、メインの第1ターミナルではなくLCC専用の第2ターミナルへとバスは進みます。

 

初めて第2ターミナルを使用しましたが、よく言えば広々、悪く言えば殺風景で空港を楽しむという感じは全くないですね。

 

ターミナル到着後にさっそく手荷物を預けようと思い国内線のチェックインカウンターへ行きましたが、まだ搭乗発券機が作動しない状態でした。

近くにいた係りの女性に聞いたところ、発券はフライトの90分前からしか受け付けていないとのこと。

 

私は時間に余裕をもって2時間前に着いたので、いましばらくは休憩タイムということに。

せっかくなので第2ターミナル内のお店をチェックしてみました。

●お土産物屋さん。

 

●有れば助かるセブンイレブン。

 

●軽食・アルコールがいただける銀座ライオン。

 

●カフェタイムはプロントへ。

 

重いスーツケースを転がしながら探検してみました。

(ちなみに今回の荷物重量は↓↓↓こんな感じ💦)

 

搭乗は発券機にバーコードタッチから

誰しもがご存知だと思いますが、格安航空会社では手荷物預かりが有料化されてますよね。

もちろんピーチも預入手荷物には追加料金を支払う必要があります。

事前にスーツケースなどの手荷物がある場合はチケット購入時に済ませておくことがおすすめですね。

決済も1度で出来ますしね。

ピーチ予約の公式サイトはこちら

チェックインの手順としては

①自動チェックイン機にバーコードタッチ

 

②預け手荷物有はⅩ線検査コーナーへ(預け手荷物無しはそのまま保安検査場へ)

 

③保安検査場通過

④搭乗待合コーナーへ

中も広々とした空間内にコンセント付きのデスクも完備されているので、ちょっとパソコンで作業される方にも便利な造りになっていますね。

 

簡素化された搭乗口

搭乗時間までをゆっくり過ごした後、場内アナウンスで誘導案内がありました。

いつも使う第1ターミナルとは少し違う箇所が所々確認できます。

まずは建物から出る場所に改札口のような入り口があるはずなのに、ここにはありませんでした。

 

どこでチケットを確認するのか疑問に思っていたら、駐機場にほど近い通路の一番奥で、しかもノートパソコンに接続されたバーコードスキャナーを使って。

 

飛行機に乗るのも地面を歩いて行くあたりは、逆に乗り物好きにはたまらないサービスと感じてしまいますが(笑)

 

階段を上がり機内に入りましたが、噂通りの席の狭さ。

まあ約2時間のフライトなので、そこは利用金額を考えれば仕方がないかと。

あともう一つ不便に感じたことは、出発までに時間が大幅にかかること。

なぜかというと、手荷物預け入れが有料であるために極力機内に持ち込むお客様が多くいること。

それによってラゲッシスペースに荷物が入りきらないので、CAさんが右往左往していました。

これもLCCならではなのかと感じました。

ちなみに離陸までの機内BGMは今どきの若者が聴きそうなラップ調の音楽。

年配の方には少し落ち着かないかもしれませんね。

機内サービスに関して

もちろんこちらもドリンクを含むすべてのメニューが有料となっています。

なので前方後方からCAがカートを押して通り過ぎるも、誰一人としてオーダーしていなかったように思います。

まあわざわざ狭い飛行機の中で、しかも短時間フライトでは食事される方はいないでしょうね。

一応メニューを確認しておくと、

◆お食事メニュー

  • カップヌードル(トムヤムクン味)400円
  • 沖縄風タコライス 900円
  • 「たこ昌」のたこ焼き(7個入)750円
  • 老舗「千房」の豚玉 800円
  • 焼肉たむらのお肉が入ったカレーパン 450円
  • 特製ピーチデニッシュ 350円◆ドリンクメニュー
  • ネスカフェコーヒー 200円
  • 伊藤園緑茶 200円
  • アサヒスーパードライ 500円
  • カモシタワイナリー天使の果実(赤・白) 800円
  • ◆スナック類
  • オリジナルおつまみ 150円
  • チップスター 150円
  • 香ばし醤油のおこげ煎餅 200円などなどで、思っていたよりはリーズナブルでした。

那覇空港LCCターミナルはかなり不便

フライト的には定刻通りで那覇空港に降りることができましたが、ここからが那覇空港LCCターミナルの山場が訪れます。

降機ももちろんタラップ使用で地面に直降り。

駐機場内を徒歩にてLCCターミナルに向かいます。

ここまでは想像通りでしたが、手荷物受取所の光景をビックリしました。

なんとターンテーブルではなく係員が直接目の前まで運んでくれる方式だったからです。

 

もちろん空港によっては普通にあり得ますが、那覇がそうだとは思っていませんでした。

こちらのターミナルは元々貨物の倉庫だったところを改装して使っているので、正直そんな便利な機材は設置していないとのことです。

LCCターミナルは専用バスオンリー

ようやく自分の荷物が出てきて、さあ建物から出ようと思いましたが行列が全く進みません。

前が見えないので、何をぐずぐずしているのかと思っていたら「バス待ち」と周囲から聞こえてきました。

そうなんです。

このターミナルは国内線ターミナルと直通するシャトルバスか、指定レンタカー業者の送迎バスしか入れないのです。

 

つまり徒歩では外に出れない、そんな貨物倉庫にLCCは降ろされてしまうのです。

なんて不便な!

しかもこの行列!!

 

メインターミナルの出口で待ち合わせをしていた方と結局合流できたのは、荷物を手にしてから45分後。

知らなかった自分が悪いとはいえ、かなり時間のロスをしてしまいました。

ようやくバスに乗れました。

 

搭乗にこのターミナルを使う場合もバス移動が必至です。

国内線ターミナルの4番バス乗り場がLCCターミナル行の乗り場になるので時間には余裕をもって行動しましょう。

ちなみにバスの乗車時間は10分弱ぐらいでした。

帰りに利用した那覇LCCターミナル

シャトルバスでの移動は必須ですが、それ以外は比較的快適に過ごせました。

もちろん倉庫改造建物なので殺風景には変わりないですが。

 

お土産物屋さんも充実してますし、軽食コーナーも完備されているので出発前に沖縄に来て3杯目のソーキそばをいただきました。

 

往路は通路側でしたが、復路は窓際席だったので空の景色を存分に楽しみました。

 

LCC利用時のまとめ

今回はピーチにて関空-那覇便を利用しました。

その中で思ったこと。

◆メリット

・旅費が格段にリーズナブルZ(今回は往復手荷物金額込みで26,030円でした)

・関空・那覇ともに専用ターミナルなので、保安検査場が混み合っていない

・航空機好きにはたまらない、機体近くで写真が撮れる

◆デメリット

・関空第2ターミナルが離れているので移動に時間がかかる(リムジンバスは直通有りだが、電車で来ると専用バスに乗り換えが必要)

・関空第2ターミナルは店数が少ない

・両ターミナル共、搭乗するのに駐機場を歩くので、雨天や暴風時は辛い

・関空到着時、機体から手荷物受取場まで約600mほど建物内を歩かなければならない(結構遠い)

・那覇LCCターミナルからは専用バスでしか出れない(時間がかかる)

 

などなどです。

結局リーズナブルなのでこんなもんかな~って感じでした。

しかしながら、日本屈指の観光地沖縄へこんなに安く往復できることには格安航空会社各社には感謝感謝です。

LCC関連の記事はこれぐらいにしておきます。

出張と称しながらも那覇到着後は、沖縄料理や観光地をかなり楽しませていただきました。

この日から3泊4日の間の内容はまた別記事で報告しますね~(^◇^)