宇野⇒岡山間の観光列車!【ラ・マルせとうち】で電車旅を満喫してきた

 

岡山の観光列車に乗車

今週最後のセミナーは岡山県玉野市だったので宇野駅から大阪を目指して帰路に着きます。

 

宇野駅は外観が縞模様で可愛らしい駅舎入口です。

 

取引先の社長さんに駅までお送りいただきローカル列車に乗ろうと思いましたが、この時間はなんと観光列車がホームに停車しているではありませんか。

 

ラ・マルせとうち

予備知識無く乗車することになったので、ここでこの観光列車『ラ・マル・ド・ボァ』について触れてみます。

この特別列車はJR西日本が企画した観光列車です。

 

内装を見れば分かりますが、旅に必要なモノとコトを備えた特別仕様になっています。

現代アートやサイクリングが楽しみめる瀬戸内エリアの玄関口を結ぶ列車です。

運行区間は岡山ー尾道間の『ラ・マルしまなみ』、岡山ー琴平間の『ラ・マルことひら』、そして岡山ー宇野間の『ラ・マルせとうち』です。

詳細はこちらの公式ホームページから確認してみてください。

 

なにはともあれ、とりあえず興奮しています。

これらは週末に1往復しか運行していません。

宇野⇒岡山間の運行に関しては1月に4本しかない貴重な便です。

仕事でたまたま来た帰りにこの列車に遭遇するのはまさにラッキーとしか言いようがありません!

 

車内車外をたくさん撮影したので、ここからはフォトギャラリーって感じで出発進行いたします。

 

外装は白黒モノトーン調の可愛いデザインになっています。

ボディーラインも欧州風で高原列車も似合いそうですね。

 

岡山から宇野を結ぶ宇野みなと線の各駅に設置してあるゴミ箱はこのように列車と同じデザインになっているので、ゴミを捨てるのも何だかもったいない気がします。

 

いざ宇野から岡山へ列車観光

15:00ジャストに宇野駅を出発したします。

 

しっかり本日の日付パネルと制帽がセットされていますね。

しまなみ海道の拠点となる尾道駅にも運行コースがあるので、自転車置き場も備え付けてあります。

 

車内はカウンター席と二人掛けのリクライニングシート仕様です。

カウンターは窓側を向いていますので、広々窓から車窓が楽しむことが出来ます。

 

各テーブルにはマップ&しおり付。

 

またコンセントも常設してあるので充電にも超便利!

 

旅に関する書籍や書棚が設置されているので、列車の中とは思えない空間になっています。

 

車内販売も行われているので、軽食や記念品の購入も可能ですね。

 

15:10 八浜駅到着。

 

到着といっても岡山駅まで直通列車なので乗車される方はいません。

 

ここでは対向列車との行き違いのために止まっていますが、停車時間が5分設定されているため車外に出て外から列車を撮影することが出来ます。

しかしこの日は台風21号が接近する大雨状態でしたので、数枚撮ってすぐに列車内に戻ることにしました。

 

15:15 八浜駅を出発したらパーサーの方が回ってこられておしぼりを提供してくれました。

それもそのはずこの列車はグリーン車扱いなので、通常運賃の580円にグリーン券770円を合計した1,350円が必要になるのですから、それぐらいのサービスはあってもよいですよね。

 

宇野みなと線は海沿いを走る区間は皆無なので、もっぱら車窓は田園か住宅風景が主になります。

 

あともう一つ嬉しいサービスがあるのですがそれは、記念撮影を行ってもらえることです。

百聞は一見にしかずなので、こんな感じでシャッターを切ってもらいました。

 

もちろんマイスマホだけでなくチェキでも撮影(もちろん無料)いただけるのでいい記念になります。

 

15:41 早島駅でも行き違い停車。

 

ここは屋根があるので降りて撮影していると対向から来たのはアンパンマン列車ではありませんか!

急いで撮ったのでかなりブレてますが、関西人にはなかなかお目にかかれない2列車を一度に激写できました。

 

そろそろ岡山駅到着の時刻になってきました。

町並も住宅の屋根が所せましと続いています。

 

定刻であれば16:00ちょうどに岡山駅に到着するのですが、路線内のトラブル有で少々遅れての到着。

 

特別列車が停車する岡山駅5番ホームは乗換え連絡通路からかなり離れているので大急ぎで乗換え口を目指します。

 

結局遅れは3分ほどでしたので、乗換えの新幹線には難なく飛び乗ることが出来ました。

 

大雨の中の運行だったのがもったいなかったところですが、かなり遊べたので大変楽しかったです。

電車好きには堪らない車内仕様になっていますので、機会があったら是非オススメですね。

 

観光列車詳細:マル・ド・ボァ