3月15日からの沖縄出張でちょっと面白いディープスポットに行ってきました。
それはどこかと言いますと、沖縄県北部名護市の『民俗資料博物館』です。
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実はここは目指して行ったというか、たまたま沖縄そばを食べに行った『さわのや』さんと同じ敷地にあったから、ついでに覗いてみたって感じです。
『さわのや』さんで食べた記事はこちら↓↓
月1沖縄出張の上司が大絶賛!『さわのや名護店』で美味しい沖縄そばを食べてきた
こんなところに博物館が!
名護市街から国道58号線を向かうと黄色い大きい看板があります。
今回は沖縄そばメインだったので、国道からの入り口写真は取り忘れてしまいました。
細い道を奥へと進むとこんな風景が。
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この『さわのや』の横にこんなに面白いパラダイスがあるとは、食事が終わるまで全く気にもなりませんでした。
しかし腹ごなしに散歩してみると…、なんだか古びた骨董品がいくつも目に飛び込んできました。
これは中を拝見させていただかなくてはいけません。
さっそく入ってみましょう!
入館料?大人500円??(有料なんやー!)と思いながら入り口に近づくと、館長らしきご主人が出てきて、館内の照明を点灯してくれました。
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普段(特に平日)は誰も来ることが無いので、節電のため照明は落とされているようです。
ま~なんとゆるい感じ(笑)
早速ですがまず順路通りに進んでみましょう。
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いきなりご対面したのは親子ラジオ。
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親子ラジオって知らなかったんですが、沖縄県や奄美地方の主な市町村において、アメリカ軍の資金で設置され、民間企業により運営された共同で使用する設備のことのようです。
説明文にも書いてたように琉球民謡や歌謡曲が流れており、島人の娯楽の1つだったんですね。
こちらは蓄音機。
「ビクターのロゴで犬が聴いてるやつ」でしか知りませんでしたので、本物を見るのは初めてです。
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このレコードプレーヤーはまだ私が子供のころに家にあったような。
昭和50年代にはまだまだ活躍していた代物です。
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ミシンもずらり。
現在とは全く違うミシンが並んでいました。
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ナンバープレート。
「沖」だけなのが古さを感じさせます。
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またアルファベットは軍用自動車に割り当てられる符号で、沖縄や神奈川などの米軍基地の近くではよく見るプレートですね。
いろいろ見たつもりでしたが、通路を折り返してみるとまだまだ展示物があります。
ゆっくり見ていたのでは時間が全然足りなさそうなので、さらに駆け足で行ってみましょう。
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「車は左」
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そうですよね。
返還前まではアメリカ領だったので交通の左右が一気に変わってしまったのがこの時期でした。
ブラウン管テレビはまだまだ記憶に新しいです。
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上下2つのダイアルを回し、UHFとVHFでチャンネルを合わせていました。
ビー玉におはじき。
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今どきの子供たちはゲームに夢中なので、こんなおもちゃは歴史の遺物でしかないですよね。
人力車。
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農機具いろいろ。
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昔ながらの囲炉裏。
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土間で夕飯の支度。
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ジュークボックスも置いてあります。
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まだまだあるよ、別館へ。
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別館は軍事的なものが鎮座していました。
軍用無線機類。
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機関砲、バルカン砲、バズーカ砲。
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高角機銃。
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古銭いろいろ。
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もちろんですが、アメリカ通貨のドルも沖縄では流通紙幣として使用されています。
その時代によってさまざまに移り変わる沖縄の、歴史を感じさせる一つの象徴がこの通貨の変遷ではないでしょうか。
この日は平日なので閑散としていましたが、休日などはたくさんの方々がツアーで訪れるスポットだったとは、帰るころになって判明しました。
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まだまだ見たりないところでしたが、そろそろ時間が来てしまったようです。
再来できるかが微妙な地域なので、ほんまにまた近くによることがあればゆっくりと立ち寄ってみたいと思います。