マウンテン

晩秋の播磨路を縦走!加古川【高御位山】をハイキングしてきた

今週末の土曜日はスッキリ晴れ渡る、温かい日和でした。

という訳で私が所属する登山サークルで兵庫県加古川市にある高御位山に行ってきました。

 

播磨平野の加古川下流域では高い山が少なく、高御位山が加古川市・高砂市の最高峰となっています。

高御位山は標高304.2mで、播磨富士や播磨アルプスとも称されています。

頂上は断崖の岩場がせり出し、播磨平野や瀬戸内海を一望できる場所です。

このため播州地域では初日の出スポットとしても有名です。

1921(大正10)年にこの岩場から地元出身の飛行士である渡辺信二が自ら作成したグライダーで飛び立ち、山頂には彼をたたえた飛翔の碑があります。

またその頂上には岩場を磐座としていた高御位神社があります。

昭和58年4月に火災焼失後、同年12月に再建されています。

 

うんちくはさておき、早速スタートしてみましょう。

集合は午前9時にJR線の曽根駅。

姫路の少し東寄り、加古川駅より2駅西側です。

 

山行リーダーがコースと注意事項を伝達し、24名のグループが高御位山を目指します。

 

線路沿いの道を歩き、山の手前までやってきました。

 

ここから登りますが、出だしからいきなり細い道に入ります。

 

『豆崎登山口、高御位山まで150分』と看板が立っています。

 

そして歩いて5分ですぐに崖斜面に遭遇しました。

 

下からの画像でもかなりの勾配だと読み取れますが、上から見ると結構怖い斜面でした。

 

まだまだ岩場の滑り易そうな道が続きます。

 

振り返ると目前には、山陽新幹線や瀬戸内海の様子が見ることが出来ます。

 

標高が高くない分アップダウンは少ないですが、馬の背のような尾根を前へ進みます。

 

さらに鷹ノ巣山を目指し剥げた岩場に足を向けます。

標高264mの地点、下界が近くに見えるので頂きからの景色もまたいつもと違った感がします。

 

高御位山までの馬の背をひたすらひたすら💦

 

あと15分で目指す場所へ到着です。

 

お昼の12時を過ぎた頃にようやくの到着です。

 

高御位山頂上の岩場に座って皆でお昼ご飯を食べました。

 

これが渡辺信二さんの飛翔の碑ですね。

 

記念撮影も忘れずに(⌒▽⌒)

ここからはひたすら下り北山鹿島神社を経由し、最終到達地のJR宝殿駅を目指します。

 

登り同様下りも崖が多くあるので、超初心者の方は気を付けた方がいいですね。

 

ゆっくり降りたので16時になりましたが、無事に平地までたどり着きました。

 

ここから宝殿駅まではそこそこ距離があるので歩道を進むこと約50分、やっとでしたが宝殿駅到着です。

 

けが人もなく皆が元気に山行できたし、気候&景色も良かったので楽しいハイキングになりました。

最後は明石で途中下車し、地元名物の明石焼き&ビールをいただいて解散!

次回皆と会うのは山ではなく、三宮で開催される忘年会でーす(^^)/

今年の山行はこれにて終了となりますが、また来年もこの“マウンテン”カテゴリーの話題を増やせればと思います。