ようやくと言いますか、ハイキングにふさわしい季節になってまいりましたので、先週の大和三山に引き続き滋賀県の『金勝アプルス』に行ってみることにしました。
大阪からなら名神高速を利用し、新名神の草津田上インターを降りればアクセスはとても良好です。
今回は友達グループに交じって我々夫婦も同行させていただきました。
値上がりした駐車料金
ナビに従って山へと続く道を進むと行く先に駐車場が見えてきました。
高速道路の渋滞もあったので到着したのはちょっと遅めの午前9時30分。
駐車場内はほぼほぼ満杯状態になっていました。
ちなみにですが、平成30年4月1日より駐車場価格が500円から700円に変更されているようなので、以前来たことがある人はちょっと注意してくださいね。
10:00 金勝アルプススタート!
それではハイキングコースに進むために地図を確認します。
写真左側に現在地があります。
金勝アルプスとは標高605mの竜王山と鶏冠山491mの山々で、その途中途中に様々なアトラクション的巨岩・奇岩が点在し、琵琶湖の眺めながら縦走できるとても楽しいコースになっています。
一応ですが、このようなハイキングマップも準備されているのでルートを確認しながら進むと良いですね。
では先を目指して登りましょう!!
最初はなだらかな傾斜面が続くので、登山気分ではなくハイキング気分で足取りも軽く進みます。
登頂も目的の一つですが写真映えする景色を撮影するのも重要なので、まずは落ヶ滝に向かいましょう。
次第にと山らしい細い道の景色になってきました。
少し急斜面の岩場も登り切ります💦
このポイントを右折すると落ヶ滝方面に向かいます。
10:30 落ヶ滝
金勝アルプスの名勝のひとつ、落ヶ滝に到着しました。
この標識から少し奥に降りると見えてくるのが落ヶ滝です。
滝肌だけではスケールが分からないので、友達に登れるところまで登ってもらいました( ^^) _U~~
高さは約15~20mぐらいはあるでしょうか!?
“滝を見上げる3人”
というタイトルで写真を撮ってみました。
この後は元の道を戻り落ヶ滝線を登っていきます。
途中またまた岩場の急斜面を駆け上がります。
結構こういった岩場がたくさんあるので、初心者でも登山が楽しく感じれると思いますよ。
ここでコースの分かれ道にやってきます。
地図ポイントでいうと【K6】に当たります。
このまま標識通り右に進路を取ると鶏冠山へ上がることが出来ますが、往復して元に戻ってくると1時間以上かかるので、ここは絶景ポイントの天狗岩、耳岩方面に進路を取ることにしました。
“岩場があったら登りたい!”
何故かしら高いところに登るとこういうぽーすを取りたくなるのでしょうかね(´・ω・`)
途中の岩場でも小休止。
右手奥に見えるのは近江富士の三上山ですね。
天狗岩を目指してここからは少し斜面を下ります。
所々にロープが張っているので、登り降りする際はしっかり握って安全に山行しましょう。
12:40 天狗岩到着!
ゆっくりゆっくり上がってきたので、やっとのことで天狗岩に到着しました。
この岩場は上りも下りも道が限られているので、少しでも人の流れが滞るとしばしストップしてしまいます。
岩と岩の間に見える景色は大津の街並みと琵琶湖です。
天気もいいし、最高のハイキング日和でした。
人のサイズと比べれは分かると思いますが、なかなかのでっかい岩がこんなところにそびえているなんて不思議な光景ですね。
天狗岩での記念撮影ですが、真っ青な空がとっても気持ち良かったですね。
さあここでようやくランチタイムに入ります。
今回は寒いだろうという想定でカップラーメンを用意しましたが、半そでで山行出来るほど心地よい天気だったので、食後は汗かくほど熱くなってしまいました💦
いい景色を堪能しゆっくりしてしまったので、出発が遅くなってしまいました~(;^_^A
14:20 天狗岩出発➡耳岩へ
ここからは耳岩を目指します。
先ほどまで居た天狗岩を耳岩方面から眺めてみます。
さっきまであんな岩肌近くに居たかと思うと、これまた不思議な感じがします。
途中にあった岩はラグビーの五郎丸選手のルーティーンに似ているという事で、『五郎丸岩』と言われているそうです。
しっかりここでもポーズを決めて記念撮影をします。
耳岩までの距離は短いので、およそ15分ほどで到着しました。
ここでも岩に登っての決めポーズ!
どこまで登るのが好きなのだ、我々は(^^)/
14:40 急斜面の天狗岩線を駆け降りる
ここ耳岩は【K11】ポイント。
狛坂線、南谷林道を経由して下山するルートだと、まだまだ激写ポイントがあるのですが、ランチタイムにゆっくりしすぎたのでショートカットの天狗岩線、水晶谷線を経由して降りることにしました。
いきなりですが、ロープを持たないと下ることが出来ない難所です。
地図上でも【滑】の文字が記載されているほどの急斜面です。
狭い谷間をロープを握りながら進むのがほんと大変な場所です。
下りだからまだ進めたものの、このコースを登りとして進んでくるとなかなか刺激的なコースと言えるでしょう。
ここだけ切り取ると、滋賀県の標高400m前後の場所には思えないような岩場の景色ですよね。
15:00 【T2】ポイントの奇岩
【T2】ポイントにも奇岩が存在します。
夕日の加減で明るくなってしまいましたが、左の岩は何だか宇宙人に見える面白いシルエットをしていました。
ここもスケールを比べるために友達に登ってもらいました。
横から見ると安定して乗っているのが不思議なほどのバランスですね。
ここからの水晶谷線を下ります。
ここからはそんなに急斜面も無く、滝から流れる川のせせらぎも聞こえてきます。
15:40 【S3】ポイントまで下山
この地点まで降りるともう横に並びながら歩けるほど広い道を歩むことが出来ます。
しかし先ほどまでが足場の悪い道を下りてきているので、平坦な道であるがゆえに何だか足がふらふらしてきたりもします。
16:00 さかさ観音
残りの名勝もあとわずかです。
ここには鎌倉時代にも繋がる『さかさ観音』が祀られています。
岩肌の左側を見れば分かるでしょうか?
観音様が3体、さかさまに岩に彫られていますよね。
金勝寺への道しるべとしての役割も果たしているとのようですが・・・。
また一つ不思議な光景を見ることが出来ました。
16:10 オランダえん堤
最後の撮影場所、オランダえん堤に到着しました。
建設から100年以上経っても今もなおその機能を発揮し続けているのは、ここに結集されて巧みな構造技術の賜物だとも記されていますね。
見どころは一通り終了!
駐車場へ戻った16:30頃はもうがらがら状態になっていましたね( ^^) _U~~
本日のまとめ
10時に出発して16時半に戻ったので6.5時間の山行でした。
しかしまったり昼休憩に1.5時間ほど使用したので、実質歩いたのは5時間程でしょう。
前回の大和三山に比べればはるかに山登りではありますが、標高的には全く初心者コースです。
しかし小さいお子さんや未経験な方を誘ったりするのには、とても楽しい岩場遊びが出来ると思います。
ただし滑落だけには気を付けるようにしましょうね。
また次の山に行くのが楽しみになってきました!!
今日も楽しいお山をありがとうございました( ^^) _U~~