アイケア

【ルテイン】には種類があった!卒業、間違いだらけの商品選び

 

眼で働くルテイン食べれてますか?

巷では色んな種類のアイケアサプリメントが売られていますよね。

けど一体どれを選べばいいのか迷いますよね。

今回は多くの商品に含まれているルテインについて調べてみたいと思います。

しかもしっかりと眼で働くルテインの簡単な見分け方選び方もお教えします。



ルテインなら何でもいいの?

ルテインはアイケアサプリを愛飲されてる方なら必ず聞いたことのある名称だと思います。

インターネットを調べても、多くの商品にルテインが含有されていますよね。

それだけ認知度の高いルテインですが種類があるってご存知でしょうか?

 

このルテインは主に緑黄色野菜に含まれています。

ではブロッコリーとほうれん草で種類が違うのか?

そういう意味ではありません。

では一体何を持っての違いかを解説していきましょう。

 

ルテインの主原料とは

先程は緑黄色野菜に含まれてると言いましたが原料はそれらから抽出するわけではありません。

実は黄色いマリーゴールドという天然のお花から摂取します。

 

マリーゴールドは比較的どの地域でも咲く花なので、世界各国で生産されている成分です。

ルテインは着色料などに使用されることもあるので、普段食べている黄色い食品にはひょっとしたら入っているかもしれませんね。

 

しかしこのルテイン、特にマリーゴールドから摂取できるルテインはヒトの眼の奥の黄斑部に多く存在するルテインと同じ成分である事が米国国立眼病研究所の研究で分かっています。

 

でも闇雲にルテインを食べても良いとは発表されていません。ルテインの中でも限定された部分だけを使用した成分が大切なのです。

 

エステル体ルテインとは

先程もお伝えしたように、ルテインはマリーゴールドから抽出します。

抽出方法は各社様々ですが、取り出すと最初に現れるのが『エステル体ルテイン』という物質です。

もちろんこれも正真正銘のルテインですが、ヒトの眼の奥のルテインとは同一ではありません。

これは前述した食品などの着色料に使われる成分に当たります。

 

どうですか? 着色料食べる事が眼の健康と関係すると思いますか?

もちろんそうではないですよね。

 

ルテインはこのエステル体という状態では眼の奥で働かないのでひと工程加えて、体内で働くスタイルに変更しなければなりません。

 

フリー体ルテインとは

ではどのように変えていくのでしょうか。

分かりやすく言えば、エステル体のルテインとは不要な脂肪酸が付着している状態です。

つまりこの要らないものを取り除いた成分が『フリー体ルテイン』と呼ばれるものです。

 

フリー体ルテインは米国国立眼病研究所でしっかりとした臨床試験を行い、エビデンスが確立されています。

『AREDS』と呼ばれる大規模臨床試験では被験者を4,000名集めて行われました。

AREDS(Age-Related Eye Diseases Study) – kyoto-Ine

 

医薬品でもないサプリメントの臨床にこれだけのサンプルを用意するなんで、さすがアメリカと言わざるを得ません。

 

別記事でも述べましたが、ルテインと関わりの深い病気、加齢黄斑変性はアメリカでは失明リスクの第1位です。

ある意味国民病である加齢黄斑変性の予防に国費をかけて研究するのは納得のいく話だと思います。

 

ルテインと加齢黄斑変性

ルテインをとりましょう!

『ルテインをとりましょう!』

と広告を賑わせるのはもちろん眼の健康に繋がるからです。

 

では「なぜルテインなの?」 と聞かれるとどうでしょう。

回答に苦しみませんか?

「ルテインって眼にいいからじゃないの!」って思いますよね。

 

そこがそもそもの問題点なのです。

眼の病気は1種類ですか? そんな事ないですよね。

 

小さい臓器なのに病気の種類ときたら、莫大な数になります。

調べ始めると電話帳がいくらあっても足りないぐらいです。

 

それがルテインだけで補えるのなら、ほかの栄養成分は必要なくなります。

ルテインが効果的なのは加齢黄斑変性と白内障です。

ゆえに加齢黄斑変性と白内障予防にはかなりオススメです。

加齢黄斑変性には前述したように大規模臨床試験があるという理由で。

 

白内障はなぜ良いかというと、水晶体にも元々ルテインが含まれておりしかも抗酸化作用があるからです。

白内障は水晶体が白く濁る老化現象のひとつです。

なので抗酸化物質を摂取することにより、水晶体を白内障から守ることが出来ます。

 

ルテインの選び方

ルテイン含有サプリを購入する際に気をつけたいのは先ほどお伝えした、フリー体ルテインとエステル体ルテインをしっかり選び分けることです。

 

「そんなの簡単だよ!製品裏に記載されている成分表示を見れば分かるよ」と言われるかもしれませんが、実は商品自体には『フリー体』『エステル体』の表示はありません

つまり一般の素人ではどちらのルテインが入っているかは分からないのです。

カプセルだけを見て分かるものではないので、もちろん専門家の私でも判別することはできません。

 

ではどのようにして見分けるのかというと『FloraGLO(フローラグロー)』と表記された製品を選べば間違いはありません。

ちなみにこのFloraGLOにはロゴマークが存在するので購入の際は、このマークが記載されているものを選ぶようにしましょう。

 

フローラグローとは?

FloraGLO(フローラグロー)はアメリカのケミン・ヘルス社が製造するルテインで、特許製法により天然のマリーゴールドから生成するフリー体のルテインです。

この成分に関しての詳細はケミンジャパン株式会社のホームページを参照ください。

ルテイン – ケミン・ジャパン株式会社

この特許製法とはつまり、脂肪酸の付いたエステル体のルテインを精製することでフリー体に変えることを指します。

またこのフリー体のルテインこそが米国国立眼病研究所が発表している『AREDS』という大規模臨床試験で使用された成分と同じルテインなのです。

FloraGLO(フローラグロー)の安全性に関しては、世界のあらゆる機関で証明されているので安心して摂取することが出来ます。

なのでしっかりと裏付けが取れた成分だからこそオススメ出来るのです。

そして安価なサプリに含まれているのは脂肪酸付着のエステル体ルテインが多く、全く眼の奥で働かないわけではないですが、非常に働きの弱い成分となるので、失敗しないためにも購入の際は安さやおまけなどに惑わされず慎重に行ってください。

 

ちなみにこちらは私がルテインサプリメントのオススメ商品です。

米国国立眼病研究所が発表している『AREDS』によるとルテインの摂取量は一日当たり10mgと紹介されています。

なのでそれ以上摂取できるのが好ましいのですが、ルテインのちから』は15mg摂取できるように設計されているので、日々眼を酷使している現代人にとっては安心できる内容成分ですね。

また同じく眼に関して非常に重要なゼアキサンチンも配合されているので、テレビやスマホを多く利用する方には心強い組み合わせとなっています。



まとめ

アイケアサプリを選ぶ際に気になるのが摂取量だと思います。

一日当たりどれだけ多くの成分が摂れるかが、製品差別化の軸となっています。

 

しかし必要以上に摂ることは悪い訳ではないですが、たくさん摂ったからといって早く眼が良くなるわけではないので、含有数字の大きさに左右されないようにしてください。

 

こだわっていただきたいのはFloraGLO(フローラグロー)、つまり臨床試験で使用されたフリー体を1日10mg摂取できるかどうかです。

 

迷ったら販売店の店員さんに聞けば分かるので、値段だけで購入する生活からは卒業しましょう。

記載が長文になりましたが、健やかな眼の健康生活を送るための注意点をお伝えさせていただきました。

またその他の成分も調べてご案内いたします。