高知に到着しお城までの道のりでちょっと遠回りをしてしましましたが、今からお城の方へ上っていきたいと思います。
前回記事はこちら↓↓↓
土佐国偉人列伝!幕末の志士を学びに【高知城】まで一人で歩いてきた part①
高知城
土佐国高知といえば戦国時代までは長曾我部家が国を治めていましたが、関ヶ原の戦い以後の論功行賞で山内一豊が入城。
それ以降265年間続く江戸時代は山内家が家督を相続しました。
15代山内豊信(容堂)は幕末の政府に大政奉還を提言した要人でもあります。
また土佐からは歴史的に重要な人物を多数輩出している名門の国です。
まずは追手門からお城へ入ります。
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前方にそびえるのは本丸天守閣、あそこを目指して登城しましょう。
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入ってすぐに見えるのが自由民権運動活動家、板垣退助先生像です。
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こちらは山内一豊の妻の銅像です。
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山内一豊の妻は通称『千代』と呼ばれ、NHK大河ドラマでは仲間由紀恵さんが演じられていました。
しかしこの呼び名を裏付ける確かな資料は存在しないそうです。
幼いころに父を失い17.8歳の時に一豊と結婚、貧しい暮らしの中で家を守り、戦いに明け暮れる一豊の出世を助けた逸話が数多く残されています。
中でも結婚の時に持参した10両の金を出して一豊に名馬を買わせ、それが織田信長の目に留まり出世の糸口になった逸話は広く知られています。
その駿馬と千代をモチーフにしたのがこの銅像なんですね。
いよいよ天守閣が近づいてきました。
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こちらは三ノ丸石垣。
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三ノ丸は慶長6(1601)年の築城開始から10年を要して最後に完成しました。
高さは13mで自然石を生かした野面積みで多くの面が構築されています。
私はこのアングルが非常に好きです(^^♪
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これは『黒鉄(クロガネ)門』といい本丸南側を固める門で、守りを堅固にするために扉の外側には黒漆で塗られた鉄板が打ち付けてあります。
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さあ天守閣下までやってきました。
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入城券は券売機で購入できますが、高知城博物館とのセット券を買ったほうが両方回る場合はお得なので、窓口にてセット券890円を購入しました。
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場内に突入します!
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先ほども触れた一豊と千代の物語『功名が辻』の立体絵図が出迎えてくれます。
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仲間由紀恵さん着用の着物も、ポスターと共に展示してありました。
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外の部屋より床を一段高くした、藩主の後座所の『上段の間』。
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展示室では城の模型が忠実に再現されていました。
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最上階から見下ろす景色。
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暑いながらも颯爽と吹く風はとても気持ちが良かったですね。
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最後に観たのは初代城主、山内一豊の銅像。
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一豊は天文14(1545)年生まれ。
天正元(1573)年、秀吉に従って信長の朝倉・浅井攻めに出陣して武功を上げます。
慶長5(1600)年、関ヶ原の功績により土佐24万石を与えられるようになりました。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と三代の天下取りの間を生き抜いて出世した、ただ一人の武将と言えるでしょう。
高知城歴史博物館
こちらは平成29年3月に開館したばかりの新しい建物。
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外観もそうですが内装も凝った建築様式で、訪れる人を木目の優しさで包んでくれます。
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お城でセット券を購入していたので、入場口の3階までエレベーターで上がります。
この施設では無料レンタルで展示品を案内してくれるガイドipadがあるので、そちらを借りるとわかりやすく土佐の歴史を勉強できます。(保証料1,000円のみ必要、返却時には返してくれます)
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年表
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昔の地図
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城について
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城を読む
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高知城の縄張
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家系図
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土佐の特産
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と高知の歴史をパネルと音声ガイドで学ぶことが出来ます。
ゆっくり見るとなかなか半日では回り切れないのが高知城付近の観光スポットです。
あと名勝の桂浜にも行きたかったのですが、時間が無く今回は断念。
また次回来るタイミングがあれば、もっと土佐の歴史について学びたいと思います。